毎月第4水曜日に開催されている松丘亭寄席は、今年は一度も中止されることなく行なわれている。しかし、終わってからの打ち上げが行なわれることはない。近所にお住まいの方の中には落語会が終わってから、アタシらを囲んでの一杯を楽しみにして方もいたはずだ。

 そのような状態になってから、2年半はたっているだろうから、その間にお客さんの顔ぶれも変わってしまった。現に毎月お出でになる世話人のような方に聞いてみると、知らないお客が増えたとおっしゃる。アタシらにとってはお客が減るのが一番困ることだから、それそれでありがたい。

 打ち上げがないので、現在は出演者と世話人の方2、3名で駅近くのカラオケのある店で飲んで、歌っている。この店は以前は蕎麦屋だったのだが、今はスナックのような店になっている。しかし、料理はそれなりの結構なものが出てくる。

 そして、この日は他のお客がいなかったのを幸いに歌い放題。いつも選曲に迷うので、この日は日本レコード大賞の曲を順に歌うことにした。第1回は「黒い花びら」であったが、これが思いのほか盛り上がった。この日はピンクレデイーまで来たので、来月はそれ以後になるが、果たしてどうなるか。
 

 

 

 全日本社会人落語選手権大会なる催しがお江戸日本橋亭であった。第49回ということだから由緒ある大会であるらしい。これはぜひとも聞いてみたいと思って出かけた。会場の最後列に座っていたのが、この日、特別出演のD師匠。どうやらこの会の顧問のようだ。
   
 出演者は10人ほど。D師匠は一人ずつ採点をし、寸評をメモしている。最後に発表するための採点なのだろう。出演者の中にはわざわざ上方からお出でになったという女性もいた。それだけ、権威のある大会なのだろう。この女性もかなり達者なしゃべりをしていた。

 顔見知りの方も何人かいて、みな熱心に楽しそうに聞き入っていたが、アタシはすべての出演者を聞いて、D師匠が高座に上がる寸前に失礼した。だから、誰が優勝したかは分からない。そして、その2日後の別の社会人落語会で優勝者が知れた。

 その方はこのところアタシの独演会に毎回のようにお出でくださる方だった。いやあ、素直にうれしかった。アタシもこの方が出演してしている会には毎度お邪魔をしている。それだけにうれしい。そして、2日後の落語会にも出演していたので、お祝いの言葉を送った。中1日おいての会だったのだが、ちゃんと出し物を替えていたのもすごいと思う。上方の女性は2位だったそうだ。

 12日目の大相撲観戦が終わった。席は今回も鯉昇師匠と隣同士のたまり席の最前列である。一番恐れていた席であったが、致し方ない。次から次へと特大のお尻が目の前を通り過ぎる。きれいな方もあるし、そうでない方もいる。アタシは自分の尻は見たことがないので分からない。

 この席は力士が落ちて来ても下手に逃げない方がいいらしい。力士は落ちる瞬間に手や足の置き場をとっさに判断するらしい。だから、素直にあお向けに倒れるのが一番安全のようだ。そう覚悟を決めたらだいぶ気が楽になって、安心して土俵を見上げることが出来た。

 ちょうどNHKの放送が始まる頃には席に着いたが、すぐにメールが届いた。まずは岡山からである。その後、落研の後輩の連中から続々と勝手なたわごとを並べたメールが届く。北は青森からも。国技館内にも仲間が3人、寄席の社長もすぐ後ろに。皆さん、それぞれに大相撲を楽しんでいたようだ。

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