大相撲初場所が開催されている。今場所は久々に横綱照ノ富士が出場している。相変わらず、両膝は包帯というより装具に近いものを付けて保護されている。常に膝に爆弾を抱えているような状態で、過去に何度も負傷して休場に追い込まれている。

 そんなわけで、いつ休場に追い込まれるかしれない。アタシは今場所も鯉昇師匠と土俵下で観戦することになっているので、せめてその当日、25日までは無事務めてもらいたい。やはり、本場所は横綱の土俵入りがないとさみしい。

 久しぶりに天心聖教の「新春福笑」が本部ファミリーホールで行なわれた。今回は午後3時から6時までの3時間の番組。出演者は8人。当初よりはだいぶ人数が減って、精鋭(?)が集まったというところか。したがって持ち時間も一人20分と長くなった。

 色物も以前は2本から3本であったのが、現在は紙切りの正楽師匠のみ。本数が8本なら、これで十分だろう。アタシはナンセンスなくすぐり沢山の「無精床」。花緑師匠は時間を詰めて「井戸の茶碗」を熱演。喬太郎師匠はトリながら新作ですと恐縮しながら、自作で盛り上げてくれた。

 会場はほぼ埋まっていて、いつもながらの陽気なお客さんで我々も全員大いに気をよくして高座を勤めることが出来た。このような神聖な宗教施設でお笑いの場を提供して下さる天心聖教の教主様はじめ関係者の皆様方には本当にありがたく、これからも一層信仰に励みたいという気持ちになる。また来年が楽しみである。

 門前仲町のスーパーで不用品の出張買取をするという新聞広告があったので、以前断られた硬貨を持って行った。1964年の東京オリンピックの100円硬貨や天皇在位記念の硬貨、それに古銭である。全部で50枚ほど。

 結局、値の付かないものがほとんどで買い取ってもらえたのは額面100円のオリンピック硬貨が120円、明治から大正にかけての25銭の銭が50円、天保通宝が200円、2朱銀が200円など15枚ほどで、総額2200円也。

 どうせ不要なので引き取ってもらった。そして、その金で店に入っていた洋品店であったかそうな普段履きのズボンを買って来た。

↑このページのトップヘ