2007年10月

 10月20日(土)、新幹線と近鉄特急を乗り継いで昼前、三重県の津に到着。駅前から車で三重県庁舎へ。応接室へ通されて、ここで打ち合わせを兼ねて昼食となる。
 三重県知事の野呂昭彦氏、鳥羽市長の木田久主一氏、名古屋大学大学院教授の広瀬幸雄氏、生活環境評論家、内閣府原子力委員会委員の松田美夜子氏、ジャーナリスト、環境カウンセラーの崎田裕子氏、きれいな伊勢志摩づくり連絡会議会長の高屋充子氏らといったメンバー。地元のごみの問題などの話をしながら会食は進む。
                                   
この日のスケジュールは講堂で「ごみゼロキャラクター・ゼロ吉の表彰式」、庁舎前の広場へ移り「ごみゼロバス除幕と発車式」、再び講堂へ戻り「パネルディスカッション」、そしてアタシの「環境落語」といった按配で、定員200名の講堂は満員であった。こんなに集まるのはこの種の集まりでは珍しく、皆さんの関心の高さがうかがわれる。
                                      さて、アタシの高座のマクラでごみ減量についての話の中、ご当地、伊勢市の銘菓「赤福」を取り上げ、「あの店では売れ残りの赤福を処分せずにリサイクルに廻している」と言ったらバカ受け。それにしても驚いたのはコーディネーターの広瀬先生やパネリストの先生方がアタシの「環境落語」を最後まで聴いていたことである。お恥ずかしい次第だが、光栄でもある。会場は常日頃からごみの減量に関心のある方ばかりなので反応も十二分。とても気分良く高座を努めることが出来た。その上、役所としては珍しくギャラはトッパライ(当日払い)だ。
帰りの新幹線の中で、ワンカップを3本呑んで、ご機嫌でご帰還とあいなった。

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 林家木久蔵改め初代林家木久扇、林家きくお改め二代目林家木久蔵の親子ダブル襲名披露の寄席興行がいよいよ始まった。
 9月21日からの鈴本演芸場を皮切りに10月1日から新宿・末廣亭、10月11日から浅草演芸ホール、10月21日から池袋演芸場と続く。
 アタシは新宿・末廣亭、浅草演芸ホールの二芝居付き合うことになる。アタシの披露興行初めての出番は10月3日の新宿・末廣亭。連日、二階席まで埋まるという大盛況。中入り後、会長の鈴々舎馬風師匠はじめ豪華ゲストによる口上、それに続く撒き手拭いなど、ファンにはこたえられない趣向となっている。
 ヒザ代わりの紙切りの林家二楽さんの後に、木久扇、木久蔵と親子が続いて上がるという変則の高座。何はともあれ40日間、無事に高座を務められることを祈るばかりだ。dee88ec7.jpg
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