27日、映画「落語物語」の特別試写会が下北沢のタウンホールで行なわれた。実は去年、五反田のイマジカで一度見ているのだが、スクリーンが小さいのと観客が仲間だらけなので、キャーキャーパーパーうるさくて落ち着いて見られなかったのである。
下北沢に来るのは何年ぶりだろうか。おそらく、20年以上来ていないだろう。芝居を見ることもないし、知り合いの店もない。でも、駅は相変わらずうす汚なくて分かりづらい。
入口の受付近くに監督の林家しん平がいた。「兄さん、前に見たじゃないの」と言われたが、「また改めて勉強させて下さい」と答える。せり上がりの客席なので見降ろす形になるが、後方に座ったので見づらい。
不思議なことに前回見た時とは印象がまるで違った。何故だろう。前回より感銘を受ける場面が多かった。ごく普通の日常的なことを扱った作品なので、すんなり素直に見られるのだが、夫婦愛、子弟愛というものをより強く感じた。
息を引き取る際の田畑智子の美しさ、馬石演じる噺家の末路の哀れさ、それに若手の女芸人役のぽッぽの演技も見事だ。だけど、アタシのシバイは滑舌が良くない。あわてて喋りすぎている。
終わってから出口に刑事役で出ていた新井康弘さんと彼が出演していたテレビドラマ「大好き五つ子」の作者で落語作家のN氏がいた。N氏とはアタシが彼の作品「娘の結婚」という新作落語をやってからの知り合いである。
そして、近所の居酒屋で一杯やることになったが、芝居、映画、ドラマのシナリオ、裏話など、その道のプロの話を聞くことが出来て良かった。「落語物語」は東劇で3月12日(土)からロードショーされる。
居酒屋とかけて、桜の花ととく。そのココロはきょうもサケ、明日もサケ、なんちゃって。
下北沢に来るのは何年ぶりだろうか。おそらく、20年以上来ていないだろう。芝居を見ることもないし、知り合いの店もない。でも、駅は相変わらずうす汚なくて分かりづらい。
入口の受付近くに監督の林家しん平がいた。「兄さん、前に見たじゃないの」と言われたが、「また改めて勉強させて下さい」と答える。せり上がりの客席なので見降ろす形になるが、後方に座ったので見づらい。
不思議なことに前回見た時とは印象がまるで違った。何故だろう。前回より感銘を受ける場面が多かった。ごく普通の日常的なことを扱った作品なので、すんなり素直に見られるのだが、夫婦愛、子弟愛というものをより強く感じた。
息を引き取る際の田畑智子の美しさ、馬石演じる噺家の末路の哀れさ、それに若手の女芸人役のぽッぽの演技も見事だ。だけど、アタシのシバイは滑舌が良くない。あわてて喋りすぎている。
終わってから出口に刑事役で出ていた新井康弘さんと彼が出演していたテレビドラマ「大好き五つ子」の作者で落語作家のN氏がいた。N氏とはアタシが彼の作品「娘の結婚」という新作落語をやってからの知り合いである。
そして、近所の居酒屋で一杯やることになったが、芝居、映画、ドラマのシナリオ、裏話など、その道のプロの話を聞くことが出来て良かった。「落語物語」は東劇で3月12日(土)からロードショーされる。
居酒屋とかけて、桜の花ととく。そのココロはきょうもサケ、明日もサケ、なんちゃって。