「チャリティ和一寄席」が終わった。これはアタシのスポンサーのA氏が仕掛けたもんなのだが、寄席で目の不自由な方が聞けない噺を特集した会である。というのも、寄席では目の不自由な方が入場すると、すぐに木戸から楽屋に連絡があり、目に差し障りのある噺は封印されるのである。つまり、目の不自由な方は寄席ではその種の噺は聞けないシステムになっている。
しかし、目の不自由な方でも、そのような噺を聞きたいという方が多いのも事実なのである。そんな方のために今回は行なったものである。だから、アタシの予定表にも目の不自由な方のための落語会と書いておいたのだが、そうしたら、目の不自由な人しか入れないのですか、と問い合わせがあった。むろん、そんなことはない。
噺は「麻のれん」「景清」「杉山検校」「心眼」とすべて目の不自由な方が主人公のものである。こんな会はおそらく、今までになかったであろう。それだけにどうなるものかと出演者も気を揉んでいたが、取り越し苦労だった。とにかく、目の不自由な方の方がよく笑っていただけたからである。
会場の入りもほぼ満員に近い状態で大成功と言って良いだろう。チャリティとうたっていたので、出演者にも報酬の点では泣いて頂いたが、皆、納得して頂けたはずだ、とアタシは思っている。この種の会は仲間の協力と理解がなくてはやれないだけにありがたい限りだ。後輩の諸氏に感謝である。
しかし、目の不自由な方でも、そのような噺を聞きたいという方が多いのも事実なのである。そんな方のために今回は行なったものである。だから、アタシの予定表にも目の不自由な方のための落語会と書いておいたのだが、そうしたら、目の不自由な人しか入れないのですか、と問い合わせがあった。むろん、そんなことはない。
噺は「麻のれん」「景清」「杉山検校」「心眼」とすべて目の不自由な方が主人公のものである。こんな会はおそらく、今までになかったであろう。それだけにどうなるものかと出演者も気を揉んでいたが、取り越し苦労だった。とにかく、目の不自由な方の方がよく笑っていただけたからである。
会場の入りもほぼ満員に近い状態で大成功と言って良いだろう。チャリティとうたっていたので、出演者にも報酬の点では泣いて頂いたが、皆、納得して頂けたはずだ、とアタシは思っている。この種の会は仲間の協力と理解がなくてはやれないだけにありがたい限りだ。後輩の諸氏に感謝である。