2回目の本所落語倶楽部が終わった。今年から始めた会なのだが、会場が地元のお江戸両国亭なのでアタシは歩いても5分ほどの所だから、どうってことはないのだが、遠方の出演者には申し訳ない気がする。その分、交通費でも余計に出してやりたいのだが、なかなかお客さんも思い通りには入ってくれない。
1回目よりは入りは良かったが、それでも予想の6割程度といったところか。その両国亭は会場の真ん中に大きな柱があり、この柱がどうにも邪魔なのだ。尤も、もともとは寄席にする考えなど全くなかったのだろうし、なんのきっかけで寄席になったかも分からない。
以前はちょっとした物品販売の会場に貸し出したり、といった何もない、ただの大きめのスペースだった。ただ、永谷の社長さんが相撲と演芸が趣味で、たまたま寄席になったようだ。そして、ここは来年の1月から4月まで耐震補強工事をすることになっているだが、これ以上柱が太くなったら、寄席としてはやっていけなくなるのじゃないだろうか。
先日、たまたま社長さんに逢ったので、その辺のところを訊いてみたのだが、どうなるか分からないと言う。もし、今以上に柱が太くなったら、小屋代を半額にして下さいと言ったら、ただ、笑っているのみだった。今年からここで独演会も始めた身としては、大いに気になるところだ。
今の世の中、お客を呼ぶのが本当にむずかしい。尤も、寄席の情報誌を見ると1日で20から40もの落語会が毎日のように行なわれているのだから、客の取り合い状態になるのは当たり前だ。二つ目連中も黒門亭の会場になっている落語協会の2階を借りて勉強会をやっているが、やはり、苦戦しているようだ。東京に噺家だけで四百数十名いることが、すでに間違いなのかも知れない。
1回目よりは入りは良かったが、それでも予想の6割程度といったところか。その両国亭は会場の真ん中に大きな柱があり、この柱がどうにも邪魔なのだ。尤も、もともとは寄席にする考えなど全くなかったのだろうし、なんのきっかけで寄席になったかも分からない。
以前はちょっとした物品販売の会場に貸し出したり、といった何もない、ただの大きめのスペースだった。ただ、永谷の社長さんが相撲と演芸が趣味で、たまたま寄席になったようだ。そして、ここは来年の1月から4月まで耐震補強工事をすることになっているだが、これ以上柱が太くなったら、寄席としてはやっていけなくなるのじゃないだろうか。
先日、たまたま社長さんに逢ったので、その辺のところを訊いてみたのだが、どうなるか分からないと言う。もし、今以上に柱が太くなったら、小屋代を半額にして下さいと言ったら、ただ、笑っているのみだった。今年からここで独演会も始めた身としては、大いに気になるところだ。
今の世の中、お客を呼ぶのが本当にむずかしい。尤も、寄席の情報誌を見ると1日で20から40もの落語会が毎日のように行なわれているのだから、客の取り合い状態になるのは当たり前だ。二つ目連中も黒門亭の会場になっている落語協会の2階を借りて勉強会をやっているが、やはり、苦戦しているようだ。東京に噺家だけで四百数十名いることが、すでに間違いなのかも知れない。