近所にある私設図書館の眺花亭に出かけた。この日は月1回行われる映像によるイベントの当日だったのだ。懐かしの映画やドラマ、テレビ番組などが放映される。今回は昭和35年ごろのテレビ番組から「まぼろし探偵」と「少年ジェット」の2本立てである。
「まぼろし探偵」には吉永小百合が出演するというので、どんなもんかと申し込みをしたわけである。以前、ここでは「怪傑ハリマオ」やら「月光仮面」も見たが、今回改めて見てみると、やはりその頃のテレビ番組は映画と違って、いかに金を掛けずに安直に作られていたかがよく分かる。
それに知った役者はほとんど出てこない。冒頭に藤田弓子さんの名前があったので目を凝らして見ていたが、女子事務員としてほんの1カットだけである。当人と確認するほどにはっきりとは顔が確認できない。それにセリフもないから、本当に当人なのかは分からない。
「少年ジェット」が丸の内のビル街を颯爽と愛犬シェーンと駆け抜けるシーンがあったが、当時のビル街は実に立派である。現在のビル街とは比べるまでもないが、当時の官庁街は重厚で落ち着いた雰囲気があって、見ごたえがあった。車の数も驚くほど少ない。
それにしても他に役者がいないのかと思えるほど、素人に毛の生えたような役者が多い。監督はどんな演出をしていたのか訊いてみたいほどだ。それにストーリーも実に簡単。子供だから、すべて納得して見ていたのだろう。それに比べたら、今のテレビドラマの格調がいかに高いかがよく分かる。ああ、そうだ。吉永さんはかわいかったですよ。
「まぼろし探偵」には吉永小百合が出演するというので、どんなもんかと申し込みをしたわけである。以前、ここでは「怪傑ハリマオ」やら「月光仮面」も見たが、今回改めて見てみると、やはりその頃のテレビ番組は映画と違って、いかに金を掛けずに安直に作られていたかがよく分かる。
それに知った役者はほとんど出てこない。冒頭に藤田弓子さんの名前があったので目を凝らして見ていたが、女子事務員としてほんの1カットだけである。当人と確認するほどにはっきりとは顔が確認できない。それにセリフもないから、本当に当人なのかは分からない。
「少年ジェット」が丸の内のビル街を颯爽と愛犬シェーンと駆け抜けるシーンがあったが、当時のビル街は実に立派である。現在のビル街とは比べるまでもないが、当時の官庁街は重厚で落ち着いた雰囲気があって、見ごたえがあった。車の数も驚くほど少ない。
それにしても他に役者がいないのかと思えるほど、素人に毛の生えたような役者が多い。監督はどんな演出をしていたのか訊いてみたいほどだ。それにストーリーも実に簡単。子供だから、すべて納得して見ていたのだろう。それに比べたら、今のテレビドラマの格調がいかに高いかがよく分かる。ああ、そうだ。吉永さんはかわいかったですよ。