カテゴリ: 病気

 先日、行なわれた胃のバリウム検査の結果が出た。胃のレントゲン写真を見ながら、医師が説明してくれたのだが、巨大すう壁というものだという。普通は襞があるべきなのだが、それが少ないらしい。アタシが見ても分からないが、そういうものらしい。

 結局、後日胃カメラを飲むことになってしまった。それがしたくないからバリウム検査にしたのだが、どうも裏目に出てしまったようだ。胃カメラは過去2度飲んだことがあったが、その度にゲーッとなる。気持ちのいいものではない。予約を取って病院を出た。

 その後、地下鉄に乗って、落語協会の事務所に向かったのだが、車内で中学の同級生の人間国宝にバッタリと出会った。「(生年月日が同じなので)もうすぐ誕生日が近いね」などの世間話をしながら別れた。

 今年も区の胃の検診があった。いつも通り、食事を抜いて同愛記念病院に向かう。同病院は建て替えがほぼ済んで、検診会場も新しくなった。しかし、レントゲン関連の施設は以前のままで建て替えの予定もないという。

 検査着に着替えてから順番を待つ。胃を拡張させる薬とバリウムを何度かに分け、少しずつ飲む。以前は難なく飲んでいたが、何となく飲みづらく感じる。これも加齢のせいか。げっぷは出来るだけ我慢するように言われるが、これが難しい。

 検査台に乗り、右周りに回転したり、ななめ横を向いたり、水平に横になり頭が少し下がるような姿勢になったり、胃の部分を器具で押し付けた状態での撮影があったりで、10分かからずに終わった。例年の半分くらいの時間だろうか。結果は3週間後に判明する。

 

 

 気が付いたら歯がだいぶ汚れていて、口を開けるのも恥ずかしいくらい。去年11月にクリーニングしてもらってから、すでに1年以上が過ぎていた。去年の診察券を頼りに中野の歯科医に電話して、かかりつけのO先生に診てもらうことにした。

 この先生は晩年の志ん朝師匠の歯を診療した方で、落語も好きなので若手の落語会にもよく顔を出してくれる。そんなわけでわれわれ仲間も大勢診てもらっている。だから、この診療所で寄席の楽屋でめったに逢わない仲間とバッタリ逢ったりする。

 今回も予約を取って出かけた。とにかく1年分の汚れを取ってもらうのだから、さぞかし大変だろうと思いきや20分ほどできれいにしていただいた。ただ、口を開けっぱなしなので、何かの拍子に咳き込んだりしないかと心配だったが、何とか事なきを得た。

 後期高齢者の診療代は1割負担なので、ちょうど1000円という安さ。来年からはせめて半年に1回くらいは通いたいと思う。

 去年の10月末の余一ゴルフ会後から、左の肩痛が始まり、それから痛みが続いている。その後、一度鎮痛薬の入った注射をしてもらい、かなり痛みは和らいだのだが、また痛みがぶり返してきた。そのため、二度目の注射を打ってもらった。

 この注射は痛いからと言って、そうそう打てるものではなく、三か月ほどに一度、様子を見ながら打つものらしい。本来なら先月打ってもらえるはずだったのだが、コロナワクチンの6回目の接種の直後だったため、痛みがあって今月に延びたものである。

 当初からの担当医だった先生は高齢のため、現在体調が良くないらしく、もう半年以上休んでいらっしゃる。しかし、この先生からはこの注射を打ってもらったことがない。痛みが和らぐのは確かなのに、なぜ打ってもらえなかったのか、それがどうもよく分からない。

 今回も打ってもらってから、痛さがだいぶ違う。まだ完全に痛みが去ったわけではないが、もう少しの辛抱だと思う。しかし、治ったからといって果たしてゴルフが出来るかどうかは分からない。そんな体力はもう残っていないかもしれない。

 風邪をひいてしまった。コロナになってから風邪をひいたことはなかったのだが、ここにきて不覚にも引いてしまった。原因はよくわからない。いつも通り、鼻かぜから咳が出るというパターン。その上、熱でも出たら最悪の状態。

 ついこの間、後期高齢者になって医療費は1割負担になったので、すぐかかりつけの医院に行ってみた。しかし、その時は鼻水だけで他の症状がない。その通り伝えると鼻水の薬だけ5日分出してくれた。そして、2日様子をみたが、やはり咳が出始めたので2日後にまた通う。咳止めも5日分。

 この医院に通って3年になるが、風邪の症状で行くのは初めてである。とにかく患者の多い医院で診察は2、3分。以前の医院は最低でも15分は時間をかける。どちらがいいかは分からないが、ここでは細かいことをいちいち言いにくい雰囲気はある。

 症状が出てから5日になるが、未だに完治しない。久々の風邪だが、しばらくおとなしくしているしかない。独演会の稽古をしろということなのだろう。

 

↑このページのトップヘ