先日、霞ヶ関の弁護士会館2F講堂のクレオで裁判員制度反対集会があった。裁判員制度が発足して4年が経つが、裁判員を経験したがために急性ストレス障害にかかった女性が訴訟を起こすなど、様々な問題が起こっている。
この集会では冒頭に大学教授の講演があり、その後にアタシが落語を演じる段取りとなっていた。この種の集会でアタシが落語を演じるのは2度目である。今回の落語は自作ではなく、元判事で大学教授の作になるものである。題して「寿司食いねえ」。
内容は国が新たな制度を始めることになる。これは国民の中からくじ引きで寿司員を選び、寿司屋でプロの職人と鮨を握るという制度である。この制度が出来れば、寿司店はお客からクレームがついても寿司員が握ったんだから、勘弁して下さいとか、仕事の手抜きが出来るなどの利点が得られるというもの。
そして、その結果、寿司員が鮨を握る店は客足がどんどん逃げ、寿司員が握らない店はどんどん新しい店が出来る。これがホントのカイテン寿司だ、という内容。サゲがなかったので、これはアタシが付けた。しかし、内容の趣旨を変えるわけにはいかないので、ほとんど原作どおりに演じたが、ずいぶんと苦労した。
第一、どこが受けるのか、受けないのかさっぱり分からず、不安をかかえながら、手探りの状態で演じた。ここは受けそうだと思ったトコで受けなかったり、その逆のことがあったりと、とにかく妙な反応で戸惑った。出来は、まあまあではなかったのか・・・ということにしておこう。
終わってから、近くの飯野ビルのそば屋で弁護士の先生方、支援者の方々との宴会があった。弁護士の先生からは落語のお蔭でカンパが予想以上に集まった、と慰めていただいた。とにかく無事終わって良かったというのがアタシの実感である。
この集会では冒頭に大学教授の講演があり、その後にアタシが落語を演じる段取りとなっていた。この種の集会でアタシが落語を演じるのは2度目である。今回の落語は自作ではなく、元判事で大学教授の作になるものである。題して「寿司食いねえ」。
内容は国が新たな制度を始めることになる。これは国民の中からくじ引きで寿司員を選び、寿司屋でプロの職人と鮨を握るという制度である。この制度が出来れば、寿司店はお客からクレームがついても寿司員が握ったんだから、勘弁して下さいとか、仕事の手抜きが出来るなどの利点が得られるというもの。
そして、その結果、寿司員が鮨を握る店は客足がどんどん逃げ、寿司員が握らない店はどんどん新しい店が出来る。これがホントのカイテン寿司だ、という内容。サゲがなかったので、これはアタシが付けた。しかし、内容の趣旨を変えるわけにはいかないので、ほとんど原作どおりに演じたが、ずいぶんと苦労した。
第一、どこが受けるのか、受けないのかさっぱり分からず、不安をかかえながら、手探りの状態で演じた。ここは受けそうだと思ったトコで受けなかったり、その逆のことがあったりと、とにかく妙な反応で戸惑った。出来は、まあまあではなかったのか・・・ということにしておこう。
終わってから、近くの飯野ビルのそば屋で弁護士の先生方、支援者の方々との宴会があった。弁護士の先生からは落語のお蔭でカンパが予想以上に集まった、と慰めていただいた。とにかく無事終わって良かったというのがアタシの実感である。