カテゴリ: 天心聖教

 20日の土曜日は黒門亭の番頭を1部、2部の通しで担当した。朝11時に出向いて幟を立て、お客さん受け入れの準備をする。定員40名以下なら何の問題もないが、それ以上になるとお帰り願うことになる。これが何ともつらい。

 この日は1部が種平、2部が鉄平と、たまたま根岸の一門がトリを勤めることになった。出し物も「唐茄子屋政談」「幾代餅」と真面目に古典落語に取り組んでいる。他にも源平兄さんも古典に意欲を燃やしている。いつごろからか根岸の一門はこうなってしまった。まあ、結構なことではある。

 すべて終わって、看板をしまう。時にこれをしまい忘れて事務員のチカコに叱られる。この日は大丈夫だった。そこから、亀戸に向かう。この日は駅前でカミサンの友達らで暑気払いと称してカラオケ大会なのだ。でも、この日はさほど暑くはなかった。

 総勢10名。男はAさんの旦那とアタシだけである。コース料理が付いて飲み放題で3800円。安い。しかし、3時間もの間、あんな狭いとこにいられるのだろうか。こんな時は先に酔っぱらった方の勝ちだ。大関の冷酒をグイグイやる。

 圧巻は熟女軍団の「キャンディーズメドレー」である。いやあ、すごい熱気と勢いだ。おじさん軍2人も対抗して「高校3年生」と「旅人よ」を歌うが、完全に圧倒されてしまった。

 アッという間の3時間。ついに延長までする騒ぎ。何だい、こりゃ。何の危惧も必要なかった。まさに熟女軍団のカラオケ恐るべし。
 熟女軍団カラオケとかけて、山本リンダととく。そのココロはもう、どうにも止まらない。

 新春恒例の天心聖教・新春福笑が16日、本駒込の天心聖教本部ファミリーホールで行なわれた。今回は夜ではなく、午後2時からの開演である。この方が遠方からお出でになる方には楽であろう。

 出演者は去年とほぼ同じで、今回のトリは神田紫である。ファミリーホールはほぼ満員である。アタシが高座に上がると上手のおばさん軍団から「トキちゃーん!」という黄色い声(ちょっと無理があるかな)が上がる。こっちもピースサインで応える。

 師匠の思い出話から「しわいや」に入る。客席中央から教主様の朗らかな笑い声がホール全体にこだまする。教主様は今年も元気だ。そして、一般のお客様もそれに負けじと大笑いで高座に呼応する。寄席では味わえないような迫力ある笑いだ。

 そういえば楽屋でマジックの上口龍生に出逢う。9年ぶりである。彼とはにっぽん丸に乗ってグァム・サイパンへ向かう船室で相部屋だった。その時彼は乗り込んだ時から悪質の風邪にかかっていて、ずっとゴホンゴホンやって、来る日も来る日もベッドに横になっていた。そして、仕事の時だけ起きだすという毎日。

 アタシは移されては大変なので、就寝時間のほかはほとんど他のキャビンで過ごしていた。まあ、元気で再会出来て幸いだ。彼に断って、客席から舞台を見せて頂いた。この日は正月らしく和妻で勝負していた。

 4時過ぎに無事終了。Aさんらと池袋の芸術劇場にある宴会場に向かう。カミサンが部長をしている婦人部の新年会である。80名ほどの中で男はアタシとAさんだけである。カミサンが「字ばなし」を持参したので、カミサンに代わってアタシが披露する。大喝さいだった。

 「字ばなし」とかけて、アタシととく。そのココロはとってもカンジがいいんです。ヒヒヒ。

 22日、朝起きて、胃がもたれていたので胃薬を飲む。きょうは午後1時から天心聖教の奉納芸能祭というのがあって、カミサンも出演するので行かねばならぬ。食欲もあまりないので冷蔵庫にあった握り飯を1つ食べて出かける。

 去年まではグリーンホリデーと称して志賀高原に泊まりがけで行っていたのだが、今年はその代わりに、本部のファミリーホールで芸能祭が行なわれるというのだ。全国の支部から集まった精鋭たちの歌あり、踊りあり、寸劇ありの何でもありのお祭りだ。

 会場に行ってみるとすでに席は埋まり座れそうにないので、30分ほど後ろで立って見ていたら、係の人が席に案内してくれた。しばらくすると、どうも腹の具合がおかしい。我慢していたが、そのうちピピッと出そうになったので、セコをふかし(排便の符牒)に行くとホンモンのゲーリークーパー。

 握り飯に当たったのか、昨日の冷酒がいけなかったのか、K鮨の刺身に当たったのか、はたまたカラオケでのNの歌に当たったのか、とにかく久々の軟便だ。水分は取らなくてはいけないのでペットボトルのお茶を補給。

 芸能祭が終わって、カミサン参加のTSBの演奏を楽しんでから会員の男連のYとNとで予約してある巣鴨の居酒屋へ。この3人は別名「三○○大将」と呼ばれているのだが、この3人が並ぶとアタシが一番スマートに見えるからありがたい。

 予約時間まで時間があったのでひと足先に三人で乾杯。その後、予約時間に合わせて芸能祭出演者ら総勢20名と合流。だが、その間も腹はグルグルグルグル廻る。結局、お開きまでに4回もトイレ通い。ほとんど放水状態。尻の穴がアツイ。帰りに下痢止めの薬を買ってすぐに服用。

 きょうのアタシとかけてジェットコースターの頂上と解く。そのココロはチョ―下るばかり。いやあ、えれい目にあったぜ。

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