誕生日にディズニーシーに行って来た。正しくは連れて行ってもらったというところか。カミさんと次女が一緒である。シーの方は行ったことがないので、アタシの希望で今回はシーとなった。ところが、カミさんはアタシが行ったことがあるという。しかし、記憶がない。

 9時半に家を出て、舞浜に着いたのは10時過ぎ。ランドの方ならすぐに入り口に向かえばよいのだが、シーの方は、ここからモノレールに乗って現地到着。そんなこととは知らなかった。2駅で到着。入り口に向かうとすいていてすぐに入れた。高齢者は少し割引があるのだ。ありがたい。

 まずはインディ・ジョーンズのアトラクションのファストパスを取りに行く。これは予め時間を予約しておくと、待たずにアトラクションが楽しめるというシステムだそうだ。その後、家族の希望するアトラクションを廻るが、どれも50分ほどの待ち時間。まずはストームライダーとやらに並ぶ。

 いくつか楽しむうち、アクアトピアというアトラクションに乗ってみたんだが、水の中の乗り物がいろんな方向に廻り出すというもの。なにやら、乗ったような記憶がある。やっぱり来たことがあるようだ。しかし、何か夢の中で経験したような記憶しかない。いわゆる浦島太郎状態。

 誕生日なので、スタッフに申し出ると名前を書いたワッペンをくれた。これをわざと見えるようにコートの胸のあたりに貼っておくと、見止めたスタッフが「お誕生日おめでとうございます」と声をかけてくれる。誠にいい気分。ディズニーに行くなら、誕生日に限る。

 暗くなってからは花火を見ながらのショーを楽しんだが、これが実に見事。つい、このショーだけでどのくらいの金がかかっているのか想像してしまう。このショーを見るだけで入場料の半分位の値打ちはあるだろう。それにしてもこの敷地にこんな盛大な施設をよくも造ったもんだと、ただただ感嘆する。

 そして、最後は予約しておいたインディ・ジョーンズのアトラクションで1日の締めくくりとした。すでに時刻は夜の9時を回っていた。1日中駈けずり回って、2万歩以上のお遊びですっかり疲れ果ててしまった。でも、また来たい。
 ディズニーシーとかけて、病院と解く。そのココロは長い時間待って、いざ自分の番が来るとアッという間に終わります。